
マネジメント事業部
Outline
概要
近年、脱炭素、原子力、医療・介護、通信など様々な分野においてイノベーションが求められており、その価値を最大化するべく、研究開発におけるPMO(Project Management Office)の重要性が高まっています。研究開発におけるPMOとは、求められる目的、目標、スケジュールに基づき、確実に研究開発を進行させる機能であり、当部が担っています。
当部は、国や研究機関が実施する様々な研究開発事業の支援や実証事業の支援を主たる業務としており、研究開発の計画立案の支援、研究機関の公募・選考、進捗管理・予算執行管理、研究成果のとりまとめ、外部有識者による評価、実用化支援まで幅広く行っています。
計画立案ではテーマ発掘のための国内外調査、データ分析などを行い、進捗管理では研究機関に対し専門的知見からの助言をします。また、全体を通じて関係府省、大学、企業などと連携しながら、研究開発成果の情報発信、広報活動の支援を行います。それらを実現するためには、高いマネジメント能力、深い専門性が求められます。
Team
チーム(事例)紹介
事務局運営支援
官公庁事業等において、研究開発事業者採択の公募にはじまり、有識者会議開催、研究の進捗管理、確定検査・精算支援までを一気通貫で行うことができます。その中で、公募要領案や評価基準案の作成、海外含めたハイブリッド会議開催、事業者との定例会を通じた工程管理、官公庁ルールに基づく事業者の経費の適正確認等を行っています。
研究開発事業マネジメント
研究開発事業のスコープを踏まえたうえで、研究開発における課題管理、研究項目ごとの進捗管理、経費執行管理を見越した研究成果とりまとめ支援といった実務支援を行っています。専門性などの理由で当部署単独で対応できない内容であっても、必要に応じ社内の他部門や三菱総研と連携することにより、お客様の要望に最大限お応えできる体制を構築しています。
PMO業務DX
PMO業務の中で、多数のステークホルダーとの情報共有、会議開催、支出された経費に関する証憑類確認を行うために、当社ではDXツール「M4S®」を用いることで業務の効率化・高品質化に取り組んでいます。様々な情報をクラウド上で一元管理することで、業務の標準化・作業時間の短縮をめざします。従来のメールによる情報伝達・共有に比べて細かなアクセス制御が可能になるため、メール誤送信といったヒューマンエラーによる情報漏洩を防止できる等、セキュリティ面でも様々な対策を講じています。(→PMO支援サービス)