下水道スタートアップチャレンジ

2023年6月19日

第8回下水道スタートアップチャレンジ

~グリーンイノベーション下水道の実現に向けて~

2023年10月更新

 本イベントは開催済のセミナーです。

 開催報告は、「第8回 下水道スタートアップチャレンジ開催(令和5年8月3日)」(国土交通省HP)をご確認いただけます。

開催の趣旨

 下水道は私たちの暮らしに必要不可欠なインフラであり、その機能の維持・有効活用について知恵を絞ることが求められています。国土交通省は、異業種技術との連携による下水道の課題解決・付加価値向上を目指して、令和元年度より下水道関連企業と異業種企業とのマッチングイベント「下水道スタートアップチャレンジ」を開催しています。 (過年度の開催実績は、国交省ホームページをご確認ください:第1・2回第3回第4回第5回第6回第7回

 今回は、下水道展'23札幌の併催企画として、令和5年8月3日(木)午後に、「第8回下水道スタートアップチャレンジ」を開催いたします。

「第8回 下水道スタートアップチャレンジ(リーフレット)」

 本マッチングイベントでは、これまで下水道分野と接点のなかった異業種企業からのシーズ提案によって、下水道分野において新たな技術・アイデアの実現を目指したいイベント参加者とのマッチングを目指します。

今回のテーマ「グリーンイノベーション下水道の実現に向けて」

 国土交通省では、下水道分野における今後の重要な課題を大きく4つ(施設の管理と機能向上、防災・危機管理、水環境と水循環、資源循環・地球温暖化対策)に分類し、これらの課題解決のために必要な技術開発の方針を示した「下水道技術ビジョン」を取りまとめています(※1)。また、特に資源循環・地球温暖化対策の課題解決に関連して、下水道の創エネ・省エネの取組、再エネの利用拡大、下水道が有するポテンシャルの最大活用によって、脱炭素・循環型社会への転換を先導する「グリーンイノベーション下水道」を下水道の目指すべき姿として定めています。(※2)

 今年度の下水道スタートアップチャレンジは、昨年度に引き続き、「グリーンイノベーション下水道の実現に向けて」をテーマに、異業種企業との連携によって脱炭素・循環型社会の実現に貢献し得る技術やアイデアについて議論し、マッチング先を探す機会としてイベントを開催いたします。

 登壇者には、国土交通省の「脱炭素社会への貢献のあり方検討小委員会報告書」(※2)で取り上げられている課題等の解決を目指し、「図 技術アイデア適用先マップイメージ」のいずれかの視点から、グリーンイノベーション下水道の実現に貢献し得る技術やアイデアについて発表していただきます。
(登壇対象者の詳細は、イベント概要や登壇者申込ページの申込要領をご参照ください。)


(※1)出所:国土交通省「下水道技術ビジョン」(https://www.nilim.go.jp/lab/eag/gesuidougijyutsuvision(honbun)_oyobi_kaiteirireki.html)

(※2)出所:国土交通省「脱炭素社会への貢献のあり方検討小委員会報告書」(http://www1.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000734.html)

技術アイデア適用先マップイメージ

図 技術アイデア適用先マップイメージ

開催概要
  • 日時:令和5年8月3日(木)13:00~16:30(予定)

  • 形式:ハイブリッド形式(現地:定員60名+オンライン:定員500名の併用開催)

    ※現地会場:札幌ドーム1階西棟会議室 91・92

    ※現地会場にお越しの方は、本Webサイトでの下水道スタートアップチャレンジの参加申込に加えて、「下水道展'23札幌」のWEBページより「事前来場登録」を行ってください。

プログラム 7月14日更新
13:00~13:10

開会

開会挨拶 国土交通省
意見交換会開催の趣旨説明 エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社
13:10~13:30

第1部 オープニング・スピーチ

BioAlchemy 株式会社「沖縄のベンチャー:下水道とバイオテクノロジーの融合」
過年度アイデア・ピッチ登壇者による下水道分野への参入事例の紹介
13:30~15:45

第2部 アイデア・ピッチ(※登壇の順番は、変更となる可能性がございます。)

アイデア発表10分+質疑応答 ※休憩時間含む

  1. 株式会社 digzyme「酵素による汚泥処理、高品質な肥料化」
  2. 株式会社豊橋バイオマスソリューションズ「小規模普及型(廉価型)メタン発酵システム」
  3. 日清紡ケミカル株式会社「微生物固定化担体を用いて環境負荷を低減させる下水処理技術」
  4. 株式会社安斉管鉄「高密度酸素ナノバブルによる好気化で温室効果ガスを抑制しインフラの長寿命化を図る」
  5. 株式会社ストリートデザイン「有機系廃棄物エネルギー化システムによる下水道処理施設エネルギー拠点化」
  6. CalTa 株式会社「ロボット技術とデジタルツインソフトウェア「TRANCITY」を用いた下水道のイノベーション」
15:45~15:55

自治体からの情報提供

15:55~16:00

閉会

議論総括、閉会挨拶 国土交通省
16:00~16:30

第3部 ネットワーキング【会場限定】

第1部 オープニング・スピーチ
  • 第7回下水道スタートアップチャレンジのアイデア・ピッチ登壇企業であるBioAlchemy株式会社より、下水道スタートアップチャレンジのネットワーキング形成を通じた下水道分野への参入事例をご紹介いただきます。異業種技術との連携による下水道の課題解決・付加価値向上を検討している方は、是非ご参考にしてみてください。
  • 15分間のご発表と5分間の質疑応答を行います(予定)。
第2部 アイデア・ピッチ概要
  • 保有する技術やアイデアの下水道分野への適用を共に目指してくれる方々と繋がりたい「異業種企業」より、グリーンイノベーション下水道の実現に向けた技術やアイデアをご発表いただき、イベント参加者とのマッチングを目指します。
  • 各発表者につき、10分間のご発表と5分間の質疑応答を行います(予定)。
第3部 ネットワーキング
  • 現地会場限定で、イベント参加者同士のネットワーキングの時間を設けます。
  • アイデア・ピッチの質疑応答では議論しきれなかったことや、より具体的な連携可能性を見出すための交流の場として、是非ご活用ください。
登壇・参加申込
  • 登壇者申込ページはこちら ※登壇者の申込は終了しました。
  • 聴講者申込ページはこちら ※聴講者の申込は終了しました。当日資料の概要版もこちらからご確認いただけます。
下水道スタートアップチャレンジの参加対象者とネットワーキング形成イメージ
【参加対象者(登壇者+聴講者)】
  • ① 下水道事業と接点のなかった異業種企業の皆さま
  • ② 新しいことに取り組みたい下水道関連団体(下水道関連企業・地方公共団体)の皆さま
【下水道スタートアップチャレンジを通じたネットワーキング形成のイメージ】
  • 本イベントは、①の皆さまがお持ちの技術・アイデアと、②の皆さまがお持ちの業界知識技術をマッチングさせ、下水道業界における新技術開発に向けた取り組みの立上げを支援するものです。
  • さまざまな関係者が参加するこの場を、皆さまのネットワーキング形成の足掛かりとしていただければ幸いです。
下水道スタートアップチャレンジを通じたネットワーキング形成のフローイメージ

図 下水道スタートアップチャレンジを通じたネットワーキング形成のフローイメージ

主催
国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部
事務局
エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社
お問い合わせ先
国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課 担当: 工藤 真、伊波 信太郎
Mail:iha-s2a9(a)mlit.go.jp
※(a)を@に変更して送信ください。
TEL:03-5253-8803

エム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社 サステナビリティ事業部 担当:古屋 花

Mail:startup-r5sewage-app(a)mri-ra.co.jp

※(a)を@に変更して送信ください。